ギリシャの海運王で屈指の富豪として知られた故アリストテレス・オナシス氏の孫娘アテナ・ルセル・オナシス(20)が、12月3日にブラジル人で五輪の馬術選手アルバロ・アルフォンソ・デ・ミランダ(32)と結婚することになったと、ブラジルの各メディアが伝えている。結婚式についての詳細は明らかになっていないが、招待客は約750人と盛大な式になるという。

海運王の故オナシス氏は、米国の故ケネディ元大統領夫人のジャクリーン・ケネディと再婚したことでも知られている。実の息子が1973年に飛行機事故で死亡し、実娘のクリスティナさんも88年にアルゼンチンで死亡したため、オナシス氏の莫大(ばくだい)な遺産は、クリスティナの娘、アテナ・ルセル・オナシスが相続している。
地元メディアによると、乗馬が得意なオナシスがミランダと出会ったのは、2002年のベルギーで、乗馬を通じてだった。ミランダはこれまでに2度、五輪馬術で銅メダルを獲得している。