11月26日の報道機関各社によると、日本の大相撲の2005年最終の本場所となる九州場所の14日目が同日福岡国際センターで行われ、横綱・朝青龍が、7場所連続15回目の優勝を決めた。

この日、朝青龍は大関・魁皇を寄りきりで制して今場所13勝目を挙げ、27日の千秋楽を待たずに優勝決定。これにより、7場所連続優勝、並びに2005年1年間の全ての本場所を完全優勝する日本の大相撲史上初の大記録が達成された。なお中日新聞によると、7連覇の記録は、過去に元横綱・大鵬が6連覇を2度達成した記録を上回るもので、また15回目の優勝も元横綱・輪島(14回)を上回る単独5位である。加えて年間の勝利数もこの勝利で83勝目とし、1978年の北の湖が記録した82勝を上回り、歴代年間最多勝利数の記録を更新した。