日本経済新聞、読売新聞など報道機関各社によると、野球のコナミカップ・アジアシリーズ2005が11月10日から13日の間、東京ドーム球場で行われた。
日本の千葉ロッテ、韓国の三星(サムソン)、台湾(中華民国)の興農、そして中国のリーグ選抜・チャイナスターズの4チームが参加し、日本・千葉ロッテが第1回アジアチャンピオンを獲得した。千葉ロッテは予選リーグ3連勝の勢いを持続し、最終13日に開かれた優勝戦で三星を5-3で下した。
決勝戦は日本時間13日夕方18時から37,078人の観客を集めて開かれた。1回1アウトから千葉ロッテはフランコ選手の犠牲フライで先制点を挙げた。その後同点に追いつかれた3回に2アウト2・3塁のチャンスからベニー選手がレフト前2点タイムリー、4回に渡辺正選手がやはりレフトへ2ランホームランを放って試合を優位に進めた。千葉ロッテは9回に三星に2点を返されたが、その後は小林雅投手が抑えて試合終了。
千葉ロッテは史上初めて試みられたアジアチャンピオン決定戦に優勝し、31年ぶりの日本一と相まって、まさに記念すべき年となった。
また中国新聞によると、優勝した千葉ロッテには賞金5000万円、準優勝の三星にも3000万円が、また大会最優秀賞は千葉ロッテ・ベニー外野手に贈られた。