ロンドン――人気映画シリーズ「ハリー・ポッター」の最新作「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の世界プレミアが6日、ロンドンで行われ、主役のダニエル・ラドクリフ(16)ら主要キャストやスタッフが大勢のファンの前に姿を現した。英米公開は18日、日本公開は26日。
長さ157分の「炎のゴブレット」の制作費は1億3000万ドル~1億7000万ドルとされる。前3作に比べて激しい暴力シーンなどがあるため、英国では12歳以下の鑑賞は成人の同伴が必要とされた。米国では、13歳未満の鑑賞には適さないかもしれないとの「PG13」指定となった(大人の同伴は不要)。
ニューウェル監督は「子供が観て楽しいと同時に、大人にとっても面白い映画にしたかった。9歳の子供のつきそいで映画館にやってくる親がたくさんいるだろうと思ったから」とロイター通信に話している。
シリーズ5作目となる「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の撮影は来年2月から始まり、07年に公開の予定。