【2005年10月27日】
10月2日、リビアのトリポリで、油田採掘権の国際入札が行われた。日本経済新聞などによると、リビアは世界で第9位の石油埋蔵量を持ち、未開発の油田も多く持っている。

日本経済新聞によると、内陸部、沖合などの計26鉱区が入札対象となった。世界の主要石油会社約60社が参加した。これまでリビアで石油採掘権をもたなかった日本企業も参加し、フランスの会社との企業連合を含め、5社が6鉱区で採掘権を得た。
採掘権を得た企業のひとつ、帝国石油では、探鉱作業を行い埋蔵を確認した場合、2010年から11年に生産を開始するとしている。
またウェブサイト中国情報局では、25日付の中国鉱業報により、2日、リビアで第2次ESPA探査の公開入札がおこなわれたと伝えた。リビア側は44区域で入札を実施。27ヶ国48社が入札に参加し、17社が落札を果たしたとしている(これは上のものと同じ? ロイターなどで確認が必要)。
産経新聞によれば、リビアは長年の経済制裁で国内経済が疲弊している。最近は油田開発に外資を導入し、経済の建て直しを図っている。国際入札は1月にも行われた。