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カテゴリ:未分類( 118 )
柏餅(かしわもち)
柏餅(かしわもち)は、平たい丸型に丸めた新粉の餅を二つに折り、間に餡をはさんでカシワ又はサルトリイバラの葉などで包んだ和菓子である。
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柏餅(葉はカシワではない)5月5日の端午の節句の供物として用いられる。カシワの葉は新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、子孫繁栄(家系が途切れない)という縁起をかついだものとされる。

また、節句行事は古くからの神事でもあり、子孫繁栄を願って打つ柏手など神事に由来したものが多い。この柏手は子供の手が柏の葉に似ているからとも言われている。

尚、大和奈良時代に於いて膳(かしわで)氏と呼ばれる一族が節句神事を執り行っていた。神職の家紋や餅など縁起を担ぐ様々なところで柏が多いのもこの為と言われている。

柏餅にこのような来歴はあるが、カシワの葉が手に入りにくい時代があったため、四国地方などではサルトリイバラの葉で作られている。また他の葉を使用する場合もある。

関連するお菓子
桜餅(さくらもち)
桜餅(さくらもち)は和菓子の一つ。
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濾し餡を桃色に着色した生地で包み塩漬けした桜の葉を巻いたもの。 関東では小麦粉の焼皮を生地に使いクレープ状に巻いた物であり、関西では道明寺粉を蒸かして作ったつぶのある餅で饅頭のように包んだ物である。関東地方では関西風の桜餅を特に道明寺と呼ぶ。

由来
関東風の桜餅は江戸時代八代将軍徳川吉宗が隅田川に桜を植えたところ、その葉を使い向島長命寺の門番山本新六が桜餅を作リ、売られたものが最初である。

桜の葉
葉がやわらかく毛が少ない大島桜の葉を塩漬けにして使う。主に伊豆半島の松崎町で生産されている(全国シェア70%ほど)。また最近ではビニール製のもので代用されることも多い。関東では大きめなものを好み、関西では小さめなものを好む。関西風の桜餅では葉を取らずに中の餅と一緒に食べてしまうことが多い。

よもぎ餅
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ソワン博士の超おススメ(京都市中京区本能寺前、八方焼本舗 小松屋)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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by dcb0322 | 2005-09-26 19:30
きんつば(金鍔)
きんつば(金鍔)は、金鍔焼きの略称で、和菓子のひとつ。

小麦粉を水でこねて薄く伸ばした生地で餡を包み、円く平らな円盤型に形を整え、油を引いた平鍋で両面と側面を焼いたもの。
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角型(直方体状)をしている「角きんつば」は、明治時代に考案されたもので、寒天を用いて粒餡を四角く固めたものの各面に、小麦粉を水でゆるく溶いた生地を付けながら、熱した銅板上で一面ずつ焼いてつくる。

サツマイモでつくった芋餡を包んだもの、もしくは四角く切った芋ようかんの各面に生地を付けて焼いたものは「薩摩きんつば」と呼ばれる。

もともとは江戸時代中期に京都で考案された菓子で、上新粉(米粉)で作った生地で餡を包んで同様に焼いたもので、その形状と色から「ぎんつば(銀鍔)」と呼ばれていた。

製法が京都から江戸に伝わると、「銀よりも金のほうが景気が良い」との理由から、材料が小麦粉に、また名前が「きんつば」に変わったとされる。
ソワン博士の超おススメ(京都市中京区本能寺前、八方焼本舗 小松屋)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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by dcb0322 | 2005-09-26 19:18
抹茶(まっちゃ)
抹茶(まっちゃ)は緑茶の一種。

茶道で用いられるほか、和菓子、かき氷、アイスクリーム、料理の素材などとして広く用いられる。
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製法
原料となるのは碾茶(てんちゃ)。 碾茶に用いる茶は煎茶に用いるものとは異なり、葭簀(よしず)と藁(わら)を用いて直射日光を遮り「簀下十日、藁下十日」被覆栽培する(玉露と同様の栽培法)。これにより茶葉は薄くなり、うまみやコクも増す。 収穫は1年に一度。若葉をていねいに手で摘む。 手摘みした茶葉はその日のうちに蒸した後、揉捻(じゅうねん)を行わずに乾燥させる。もまないところが煎茶や玉露との大きな相違点である。

この碾茶を刻み、葉柄、葉脈などを取り除いて真の葉の部分だけにし、温度変化の少ない石臼(茶臼)を用いて粉末にする。

歴史
喫茶の風習は元々中国の唐代から宋代にかけて発展したものである。 8世紀頃、中国の陸羽が著した『茶経』(ちゃきょう)には茶の効能や用法が詳しく記されている。

日本には平安時代初期に薬用としての煎じて飲む茶が伝えられたが、抹茶としての飲み方が伝わったのは鎌倉時代とされる。 日本における臨済宗の開祖となる栄西禅師が1191年中国から帰国の折に茶種と作法を持ち帰り、その飲み方などが日本に広まった。(詳しくは茶道の項を参照のこと)

栄西の『喫茶養生記』には茶の種類や抹茶の製法、身体を壮健にする喫茶の効用が説かれている。建保2年(1214年)には源実朝に「茶徳を誉むる所の書」を献上したという。

薄茶の点てかた
茶碗に湯を注いで温め、その中で茶筅(ちゃせん)を回して、湿らせる。
茶碗のお湯を捨て、内側を茶巾(ちゃきん)で拭く。
茶杓(ちゃしゃく)で抹茶を2gほどすくい、茶碗に入れる。
そこへ60~70ccの湯を注ぎ入れる。
茶碗を軽く押さえ、茶筅で手早くかき回す(これを「茶を点てる(たてる)」という)。全体が泡立つまで茶筅を振るかどうかは流派による。
茶碗を左手に乗せて右手を添え、茶碗を軽くまわして正面を避けて茶を飲む。

グリーンティ
一般家庭や小売店の店頭などで供される飲み方で、抹茶と砂糖に湯や牛乳を入れて撹拌し、冷やして飲む。「薄茶糖」(うすちゃとう)や「抹茶ミルク」といった商品名で呼ばれることもある。甘く口当たりが良いので、子どもでも無理なく飲める。
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成分と効能
茶には眠気の除去や利尿作用などさまざまな効能があるが、特に抹茶は茶葉を粉にして飲むため、葉に含まれる栄養素をそのまま摂取することができる。抹茶に含まれる主な成分は次のとおり。

カフェイン
タンニン
ビタミン
ミネラル
アミノ酸・たんぱく質
セルロース
サポニン
カテキン/ポリフェノール類
香気成分(数十から数百種類)
ソワン博士のおすすめ(京都市中京区、一保堂茶舗 )
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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by dcb0322 | 2005-09-26 14:05
ハウルの動く城(ハウルのうごくしろ)
ハウルの動く城(ハウルのうごくしろ)はダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジー小説を原作とした、宮崎駿監督によるスタジオジブリの長編アニメーション映画もしくは、その作品に出てくる城。2004年11月20日日本公開。英語版のタイトルはHowl's Moving Castle。
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あらすじ
荒地の魔女による魔法で、90歳の老婆にされてしまった帽子屋の娘で18歳のソフィーは、女性の心臓を食らうという魔法使い、ハウルの動く城に入り込む。そこで、火の悪魔であるカルシファーと、カルシファーとハウルの契約を破れば姿を元に戻すという契約を結ぶ。しかし、ハウルに会ってみれば、ただのハンサムで自己中心的で泣き虫な若者。隣国との戦火が激しくなる国で、ハウルは戦うことを強要される。が、ソフィーはハウルを引き止めようとする。ソフィーはだんだん、ハウルに恋心を抱くようになる。

賞歴
公開2日目で観客動員数110万人、興行収入14億8,000万円を記録。これは日本映画歴代最高のオープニングである。 5月1日までに1500万人を動員。

2004年 - 第61回ベネチア国際映画祭オゼッラ賞受賞
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by dcb0322 | 2005-09-26 13:34
金平糖(こんぺいとう)
金平糖(こんぺいとう)は、砂糖で作られる 表面に角状の突起による凹凸をもつ直径1cmほどの小球形をしている菓子である。
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表記は金米糖、金餅糖、糖花とも。語源はポルトガル語のコンフェイト(confeito) で、室町時代末期に日本に伝えられた。 特徴的なこの角がなぜ、またいくつ形成されるのかについてはまだ定説がない。

御菓子以外の利用方法
非常食の乾パンの缶には、氷砂糖とともに、しばしば同梱されている。
これは活動に必要なカロリー摂取もさる事ながら、カラフルで楽しげな金平糖を配する事により、非常食が必要と成るような災害時に被るであろうストレスを軽減させる効果が期待されての採用である。同様の理由により、自衛隊の戦闘糧食(レーション)にもこれを含むメニューが見受けられる。
主成分がグラニュー糖であるため、喫茶店などではコーヒーや紅茶用の砂糖の代用としても使用される事がある。
皇室の引き出物として利用されている。
これは引き出物に菓子器が供される際に、中がカラだと体裁が悪いとして、日持ちの長さを買われて採用された。
この小さく奇妙な形の菓子は、様々な色に着色可能である事から、その大きさに関わらず極めて目を引きやすい。加えて高熱で焼き固める事から保存性が良く、湿気さえ気を付ければ2~30年経っても同じ味をしている(ただし伝統的製法に拠る物のみ・一般には賞味期限は1年と設定されている)とすら言われている。喫茶店で客へのサービスとして使用するにせよ、保存性の高さは重要な要素といえよう。

なお一般的に飴玉は夏場などを経て高い室温に晒されたり吸湿すると表面が柔らかくなり、味も損なわれるが、金平糖ではそのような事は無い。

製法
作り方は以下の通り。

氷砂糖に水を加えて煮詰め、蜜をつくる。
回転鍋(その形から銅鑼と呼ばれる。)を熱しながら、金平糖の核となるケシ粒(現在はザラメ糖が用いられることが多い。)を入れる。
ケシ粒に熱い蜜を少量ずつかけ、回転させながら1週間から2週間以上の時間をかけて粒をゆっくり成長させていく。
現在では、色付きやさまざまな味が付いたものも作られている。
ソワン博士のおすすめ(京都左京区、緑寿庵清水)
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by dcb0322 | 2005-09-26 11:30
エルサレム(Ιηροσολυμα)
エルサレム(Ιηροσολυμα)は、西部についてはイスラエルが実効支配し、東部についてはイスラエルが占領しているもののパレスチナも領有を主張している内陸都市。ヘブライ語で、ירושלים (イェルシャライィム)、アラビア語ではالقدس (アル・クヅ) という。古代イスラエル・ユダ王国の首都で、エルサレム神殿があった場所である。またイエス・キリストが処刑された地であり、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教共通の聖地である。都市名のエルサレムとは、ヘブライ語の「イール・オッシャーム(平和の町)」であるという説が主流であったが、現在では「ウル・サレム(サレムの礎)」の意味であるとされている。アラビア語ではアル=クドス。アラビア語名のクドゥスは「神聖、崇拝」を意味する。人口60万人。
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概要
地中海から車で約一時間内陸部に入った小高い丘の上にある。ユダヤ人が住む西エルサレムとアラブ人居住区である東エルサレムから成り立つ。

東エルサレム
ユダヤ教・イスラム教・キリスト教の聖地。旧市街と呼ばれる。ユダヤ教の聖地である「嘆きの壁」を訪れる人々は絶えない。壁の上の神殿の丘にはシャロン現首相が2000年に訪問して投石にあったイスラム教の聖地アル=アクサモスクやイスラム建築の傑作岩のドームがあって、これはユダヤ人の神殿をイスラム教徒がモスクに変えたものであり、岩のドームにはムハンマドが旅立ったという伝説があり、地下には最後の審判の日にすべての魂がここに集結してくるとされる「魂の井戸」がある(イスラム教がユダヤ教徒の伝統に従い、ユダヤ教最高の神殿をイスラム教寺院に改造することは、イエス・キリストやムハンマドはユダヤ教徒にも信頼されうる預言者であり、イスラムがユダヤ教を凌駕するものであることを示しており、ここにパレスチナ問題における宗教的側面での問題がある)。旧市街は1981年に世界文化遺産に登録された。

西エルサレム
西側は新市街と呼ばれる近代都市で、首都機能が集まる。イスラエルの政治・文化の中心である。

歴史
前30世紀頃、カナンと呼ばれていたパレスチナにおいて古代セム系民族がオフェルの丘に集落を築いたのが起源とされている。

第二次世界大戦後の1947年、国連案によって都市は旧市街を含む東エルサレムと、西エルサレムに分断された。第一次中東戦争、1967年6月の第三次中東戦争(六日間戦争)を経て、ヨルダンによって占領されていた東エルサレムは現在イスラエル管理下にある。イスラエルは東エルサレムとの統合を主張している。1980年にイスラエル議会により、エルサレムはイスラエルの永遠の首都であるとされたが、国連ではその決定の無効が決議された。

宗教とエルサレム
エルサレムは単に地理的にパレスチナの要所であるのみならず、アブラハムの宗教にとっての聖地でもある。 ユダヤ教にとっては、エルサレムは古代イスラエル王国の首都であった場所であり、その信仰を集めていたエルサレム神殿が置かれていた場所である。幾つかの神聖とされる場所が残っている。中でも嘆きの壁は有名で、これは70年にローマ帝国がエルサレム神殿を破壊したときに外壁の一部が残されたものである。 キリスト教にとっては、エルサレムはイエス・キリストが教えを述べ、そして処刑され、埋葬された場所である。それらの場所には、現在はそれぞれ教会が建っている。

イスラム教にとっては、エルサレムはムハンマドが一夜のうちに昇天する旅を体験した場所とされる。クルアーンは、マディーナ(メディナ)に居住していた時代のムハンマドが、神の意志により「聖なるモスク」すなわちマッカ(メッカ)のカアバ神殿から一夜のうちに「遠隔の礼拝堂」すなわちエルサレム神殿までの旅をしたと語っている(17章1節)。伝承によると、このときムハンマドはエルサレムの神殿上の岩から天馬に乗って昇天し、神の御前に至ったのだという。この伝承は、ムハンマドの死後から早い時期にはすでにイスラム教徒の間では事実とみなされており、神殿の丘におけるムハンマドが昇天したとされる場所にはウマイヤ朝の時代に岩のドームが築かれた。また、丘の上には「遠隔の礼拝堂」を記念するアル・アクサモスクが建設され、聖なる場所と見なされている。

これらの宗教それぞれにとってエルサレムは重要な都市であるので、エルサレムの帰属の問題はパレスチナ情勢を難しいものとしている一因である。
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by dcb0322 | 2005-09-26 08:47
ファンタジー
ファンタジーは文学、映画、ゲームなどの一分野であり、幻想的・空想的な要素が特徴的な作品が属するジャンルとされる。英語の fantasy に由来する。
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ファンタジーの定義はあいまいであるが、サイエンス・フィクション(SF)との対比で言うと、SFでは世界設定や物語の展開において自然科学の法則が重要な役割を果たすのに対し、ファンタジーでは空想や象徴、魔術が重要な役割を果たす。

但し、SF作品においても、現実世界には存在しない科学法則を仮定し、それに基づいた世界や社会を描く試みがあること、逆にファンタジー作品においても錬金術や魔法などに体系的な説明が用意されている場合があること、など、両者の線引きを困難にするようなケースがある。

類型的に言うと、ファンタジー作品は中世ヨーロッパとその伝説のイメージについて、直接あるいは間接的に、時代背景・小道具・登場人物の振る舞い・ストーリー構造に関して共通しているといえる。いわく、ドラゴン(龍)や妖精を代表とする各種のモンスター、騎士、王家、とらわれの姫君の救出、立身出世、などである。また、中世ヨーロッパ以外にも、オリエント、古代日本、中華帝国など、各地、各時代の神話や伝説の世界を背景世界としたファンタジー作品もある。

ファンタジーの定義を広く「仮想の設定のもとに世界を構築する作品」とし,、サイエンス・フィクション(SF)をサイエンス・ファンタジーとしてファンタジーに含ませる考え方もある。

なお形容詞として幻想的という意味の英語は「ファンタスティック」(fantastic)であり、たまにカタカナ語で見られる「ファンタジック」という言葉は本来の英語では誤りである。

文学におけるファンタジー
ファンタジーの源流
文学史の中にファンタジーの起源を求めると、民族原初の神話伝説に行き着く。聖書、古事記、ベオウルフ、イリアス、マハーバーラタ、ギルガメシュ叙事詩、アーサー王伝説など古代の書物に描かれた数々の天地創造の起源譚や英雄物語は、現代のあらゆるファンタジー作品にまで連なっている。

そして、これらの神話伝説を素材として編まれた、数々の文学作品がある。ダンテの『神曲』やミルトンの『失楽園』なども、ファンタジーの先駆的作品とみなすこともできよう。

また、18世紀、イギリス最初の小説の1つといわれるロビンソン・クルーソーに触発され書かれたジョナサン・スウィフトのガリヴァー旅行記は、独自の世界観や政治的風刺とも読める内容など、その後優れた作家を多数輩出することになるイギリスファンタジーの先駆的な作品として後世に多大な影響を与えている。

近代文学におけるファンタジーは、19世紀から20世紀初頭にかけて隆盛を誇ったリアリズム文学に対するアンチ・テーゼとして出発している。すなわち、小説世界のルールは現実世界に順じ現実の一コマとして存在しうる物語であるというリアリズム文学に対し、小説世界のルールを小説世界で規定し現実にはありえない物語をファンタジー文学と呼んだのである。

最初期のファンタジーとしては、チャールズ・キングスレイ『水の子 陸の子のためのおとぎばなし』(1863年)やルイス・キャロル『不思議の国のアリス』(1865年)などが挙げられる。これらは児童文学に分類されることも多いが、単に子供向けではない大人向けの含蓄が含まれる点で、単なる児童文学ではなく、ファンタジー文学としての形質が見られる。

ライマン・フランク・ボーム『オズの魔法使い』(1900年)、ジェイムズ・バリ『ピーター・パンとウェンディ』(1911年)、パメラ・トラバース『風にのってきたメアリー・ポピンズ』(1934年)などが続く作品として挙げられるが、これらがしばしば児童文学として扱われることもまた同じである。

この後もファンタジーは児童文学の一分野として扱われながらも、次第に対象を大人にも広げて行き、またサイエンス・フィクションや幻想文学と相互に影響しあって発展していく。

児童文学に分類されない、大人向けのファンタジーとしてはロバート・ネイサン「ジェニーの肖像」(1939年)や、ジャック・フィニィ『ゲイルズバーグの春を愛す』(1963年)などが代表作として挙げられる。

指輪物語
ファンタジー文学の一大転機となったのはやはりJ・R・R・トールキンによる『指輪物語』(1954年)であろう。トールキンの「リアリズム文学へのアンチテーゼ」という第二者的な立場から脱却した「神話の構築」という独自の立脚点による作風は、後のファンタジー作家に多大な影響を与え、以降「トールキン様式」にならった多数の剣と魔法の小説作品が書かれることとなった。とくにトールキンの作品に近い傾向の作品を「ハイ・ファンタジー」と呼ぶこともある。「トールキン様式」の影響は、ファンタジー文学のみならずコンピュータRPGや映画『スター・ウォーズ』シリーズ、ポケットモンスターなど他の表現形式にも及んでいる。

またトールキンは、彼の言語学者としての専門知識を駆使して架空の神話から人工言語まで編み出し、極めて綿密に世界を構築した作品を創作しているという点においても、従来のファンタジー作家とは一線を画す存在である。学者出身のファンタジー作家の作品としては、他に、トールキンの元同僚でもある宗教学者C・S・ルイスの『ナルニア国ものがたり』シリーズ (1950年〜1956年) や、文化人類学者上橋菜穂子の『守り人』シリーズ(1996年〜)などがある。

一方、トールキン様式ではないファンタジーも根強い人気があり、トールキン以後も、W.P.キンセラ『シューレス・ジョー』(1982年)などがファンタジーの傑作として映画化(「フィールド・オブ・ドリームス」(1989年))されるなどしている。また、J・K・ローリングの『ハリー・ポッター』シリーズ (1997年〜) は、現代のイギリスを舞台に現実空間のすぐそばに魔法の通用する仮想空間を置くことで、リアリズム文学とファンタジー文学との融合を図る独特の作風を持ち、世界的なベストセラーとなっている。

代表的な作品
指輪物語(J・R・R・トールキン)→(映画:ロード・オブ・ザ・リング)
ホビットの冒険(J・R・R・トールキン)
ロードス島戦記(水野良)
ゲド戦記(アーシュラ・K・ル=グウィン)
パーンの竜騎士シリーズ
エターナル・チャンピオンシリーズ(マイケル・ムアコック)
エルリック、紅衣の公子コルム、ホークムーン、エレコーゼ
ナルニア国ものがたりシリーズ(C・S・ルイス)
英雄コナンシリーズ(ロバート・E・ハワード)→(映画:コナン・ザ・グレート)
銀のほのおの国
モモ(ミヒャエル・エンデ)
はてしない物語(ミヒャエル・エンデ)→(映画:ネバーエンディング・ストーリー)
魔法の国ザンスシリーズ(ピアズ・アンソニィ)
ベルガリアード物語/マロリオン物語シリーズ(デイヴィッド・エディングス)
エレミア記/タムール記シリーズ
グイン・サーガシリーズ(栗本薫)
オズの魔法使いシリーズ(ライマン・フランク・ボーム)
十二国記シリーズ(小野不由美)
ダレン・シャンシリーズ(ダレン・シャン)
ハリー・ポッターシリーズ(J・K・ローリング)
イルスの竪琴シリーズ
暁の円卓シリーズ(ラルフ・イーザウ)
ドラゴンランスシリーズ(マーガレット・ワイス、トレイシー・ヒックマン他)
スペルシンガー・サーガ
真実の剣シリーズ(テリー・グッドカインド)
時の車輪シリーズ(ロバート・ジョーダン)
ランド・オーヴァーシリーズ
ファファード&グレイ・マウザーシリーズ(フリッツ・ライバー)

代表的な漫画作品
ベルセルク(三浦建太郎)
ピグマリオ(和田慎二)
妖精王(山岸凉子)
妖精国の騎士(中山星香)
クリスタル☆ドラゴン(あしべゆうほ)
陰陽師(岡野玲子、夢枕獏)
聖戦記エルナサーガ(堤抄子)
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by dcb0322 | 2005-09-25 15:38
『ベルセルク』(Berserk)
『ベルセルク』(Berserk) は、三浦建太郎作のファンタジー漫画作品である。
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1989年からヤングアニマル(白泉社)にて不定期連載中。単行本は白泉社からジェッツ・コミックスのレーベルで刊行されている。

作品概要
『ベルセルク』の原型となったのは、三浦建太郎が本作の連載に先立つ1988年、白泉社の雑誌「月刊コミコミ」11月号に投稿した48ページの短編『ベルセルク』(単行本14巻に収録)である。ストーリーは、ガッツの原型となる主人公の剣士が、邪神「ヴアナ」およびその眷族を宿敵と定めて、人外の化物と一戦を交すという筋であり、主人公の背負う過去や烙印の紋章の意匠など一部に相違はあるものの、基本設定や「暗い過去を背負い、大剣を持った隻眼の戦士」というキャラクターなどはほぼ共通している。このことから、同名の短編は本作のプロトタイプと言える。

短編『ベルセルク』は、第7回コミコミまんがスクール準入選作となり、翌1989年になって、世界設定をほぼ共有した連載作品『ベルセルク』の第一作が、「月刊アニマルハウス」(「ヤングアニマル」の前身)1989年10月号に掲載された。ここから、武論尊の原作を得て『王狼』『王狼伝』『ジャパン』の各作を断続的に連載しつつ、平行して『ベルセルク』の不定期連載が始まる。1992年以降は創作を『ベルセルク』のみに絞ってこの一作に専念するようになった。

『ベルセルク』は、1990年代末になって次第に読者を増やしていき、現代漫画屈指の名作に数えられるようになる。2002年、『ベルセルク』は第6回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞(記事)。単行本は2004年時点で累計2000万部に達する大ヒット作となった。

さらに、『ベルセルク』は漫画のみならず、アニメ版「剣風伝奇ベルセルク」や、ゲーム版、トレーディングカードゲーム版など他媒体でも展開を見せている。海外にも、英語やイタリア語など複数の言語に翻訳輸出されている。ただ、出版事情の違いから、原作にある残虐描写や性描写は一部削除・修正されている。

世界設定
『ベルセルク』の世界観は、基本的には中世ヨーロッパを下敷きにしたオーソドックスなファンタジー世界、所謂「剣と魔法の物語」である。そこに住まう種族は人間が中心で、世界各地に都市国家を築き勢力争いをしている。人間以外にも小妖精のエルフ、地の妖精ドワーフなどもいるが、彼らは人間世界から姿を消し始めているようだ。一方、超常の力を持つ「使徒」と呼ばれる人外の化物が暴威をふるっており、そのさらに上には、神に近い守護天使「ゴッドハンド」と呼ばれる超越的存在がいる。ゴッドハンドたちはあまりにも強大すぎる力のため、現世に直接姿を現すことはなく、異次元の世界に身を置いている。

本作の主な舞台となるのは覇王ガイゼリックによって建国されて以来千年の歴史を持つミッドランド王国で、ストーリーの大部分はほぼミッドランド国内を舞台とする。「ミッドランド(中つ国)」の名が示すように内陸国であるらしく、海のシーンはほとんどない。東側にはチューダー帝国と接し、百年の長きにわたる戦争を繰り広げている。そのさらに東方、山脈を越えたあたりには、クシャーン帝国の広大な領土が広がっているらしい。クシャーン帝国はインドの風俗と共通した文化を持つことから、ムガル帝国がモデルとして想定されている。

技術的には、大砲は既に開発されているものの、携帯用の銃器類はまだ一部にしか存在しないという段階で、戦闘は剣・槍・弓矢などが主要武器となっている。

ファンタジーの常套手段である魔法に関しては、少なくとも「断罪篇」まではまったくと言ってよいほど出てこないが、「千年帝国の鷹篇」以降、魔女と呼ばれる者が登場して、様々な魔法を駆使する。ただ、他のファンタジー作品に見られるような、炎や雷撃を飛ばすなどといった形ではなく、幽界に干渉して精霊などを使役し、間接的に現世に影響を与える、という呪術的なものが中心である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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by dcb0322 | 2005-09-25 15:28
三浦 建太郎(みうら けんたろう)
浦 建太郎(みうら けんたろう、1966年7月11日‐)は、日本の漫画家。千葉県出身。

代表作はファンタジー作品の『ベルセルク』。

略歴
高校時代から本格的に漫画を書き始め、同人誌に作品を発表するかたわら、商業誌に投稿していた。日本大学芸術学部に入学後、「週刊少年マガジン」に『再び』、「フレッシュマガジン」に『NOA』が掲載され、商業誌デビューを果たす。『再び』は少年マガジン第34回新人漫画賞入選作となった。

1988年、短編『ベルセルク』をコミコミ11月号に投稿した。これがプロトタイプの『ベルセルク』である。(単行本14巻に収録)翌年、大学を卒業すると、漫画家として世に出て行くことになり、「月刊アニマルハウス」(ヤングアニマルの前身)で、武論尊原作の『王狼』『王狼伝』『ジャパン』を連載しつつ、同時並行で『ベルセルク』を執筆した。現在は『ベルセルク』一本にしぼり、「ヤングアニマル」に不定期連載中である。

作品
『ベルセルク』
『王狼』
『王狼伝』
『ジャパン』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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by dcb0322 | 2005-09-25 15:17
エブリデイ・マジック
エブリデイ・マジックはファンタジー小説のジャンルの1つ。

ごく普通の世界を舞台とし、異世界から現われた人物などが不思議な現象を起こすなど日常に不思議が混じる形態の話。 ロー・ファンタジーの一種。 作品傾向としては低年齢向けの内容のものが多い。

代表的作品としては『風に乗ってきたメアリー・ポピンズ』、『くまのパディントン』、『砂の妖精』などがある。

ロー・ファンタジー
ロー・ファンタジーはファンタジー小説のジャンルの1つ。

ハイ・ファンタジーに対応する語句で現実世界を主な舞台とする話。ロー・ファンタジーの一種にエブリデイ・マジックがある。

代表的作品としては『ドリトル先生航海記』などがある。

ハイ・ファンタジー
ハイ・ファンタジーはファンタジー小説のジャンルの1つ。

架空の世界を主な舞台とし、現実世界とはかかわりが薄いのが特徴の物語で、ロー・ファンタジーと対比して使われる語句である。

その世界に生きる人種、社会形態、言語、文化など世界の成り立ちそのものから創造されている作品が多く、作品傾向としては重厚なものが多い。

代表的作品としては『指輪物語』などがある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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by dcb0322 | 2005-09-25 15:14
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