なんこ鍋(なんこなべ)は、北海道歌志内市の郷土料理として有名な鍋料理。
「なんこ」とは馬の腸のことで、馬の腸を味噌で煮込んだもの。もつ煮の一種。
正月や祝い事、法事などに食べることが多いという。
作り方
生の「なんこ」を沸騰した湯に入れ、約1時間ゆでる。
水気をよく切って、一口大に切る。
柔らかくなるまでさらに1時間ほど煮る。このとき臭み消しとして、タマネギを(茶色の皮をむいて丸ごと)入れる。
好みの味になるまで味噌を入れ、弱火で約30分間煮込む。
調味料として醤油やカレー粉を若干加えたり、具としてゴボウ、タケノコ、コンニャク、生卵などを加えることもある。
そのまま供したり、ご飯の上にかけたり、うどんを入れる。
なんこ料理が伝わる主な市町村(旧産炭地)
歌志内市
赤平市
芦別市
三笠市
空知管内栗沢町