南仏プロヴァンス | 要望・お問い合わせ
エキサイトブックス
検索










Blogランキング

以前の記事
南仏プロヴァンス | 要望・お問い合わせ
『ベルセルク』(Berserk)
『ベルセルク』(Berserk) は、三浦建太郎作のファンタジー漫画作品である。
e0065268_18451526.jpg

1989年からヤングアニマル(白泉社)にて不定期連載中。単行本は白泉社からジェッツ・コミックスのレーベルで刊行されている。

作品概要
『ベルセルク』の原型となったのは、三浦建太郎が本作の連載に先立つ1988年、白泉社の雑誌「月刊コミコミ」11月号に投稿した48ページの短編『ベルセルク』(単行本14巻に収録)である。ストーリーは、ガッツの原型となる主人公の剣士が、邪神「ヴアナ」およびその眷族を宿敵と定めて、人外の化物と一戦を交すという筋であり、主人公の背負う過去や烙印の紋章の意匠など一部に相違はあるものの、基本設定や「暗い過去を背負い、大剣を持った隻眼の戦士」というキャラクターなどはほぼ共通している。このことから、同名の短編は本作のプロトタイプと言える。

短編『ベルセルク』は、第7回コミコミまんがスクール準入選作となり、翌1989年になって、世界設定をほぼ共有した連載作品『ベルセルク』の第一作が、「月刊アニマルハウス」(「ヤングアニマル」の前身)1989年10月号に掲載された。ここから、武論尊の原作を得て『王狼』『王狼伝』『ジャパン』の各作を断続的に連載しつつ、平行して『ベルセルク』の不定期連載が始まる。1992年以降は創作を『ベルセルク』のみに絞ってこの一作に専念するようになった。

『ベルセルク』は、1990年代末になって次第に読者を増やしていき、現代漫画屈指の名作に数えられるようになる。2002年、『ベルセルク』は第6回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞(記事)。単行本は2004年時点で累計2000万部に達する大ヒット作となった。

さらに、『ベルセルク』は漫画のみならず、アニメ版「剣風伝奇ベルセルク」や、ゲーム版、トレーディングカードゲーム版など他媒体でも展開を見せている。海外にも、英語やイタリア語など複数の言語に翻訳輸出されている。ただ、出版事情の違いから、原作にある残虐描写や性描写は一部削除・修正されている。

世界設定
『ベルセルク』の世界観は、基本的には中世ヨーロッパを下敷きにしたオーソドックスなファンタジー世界、所謂「剣と魔法の物語」である。そこに住まう種族は人間が中心で、世界各地に都市国家を築き勢力争いをしている。人間以外にも小妖精のエルフ、地の妖精ドワーフなどもいるが、彼らは人間世界から姿を消し始めているようだ。一方、超常の力を持つ「使徒」と呼ばれる人外の化物が暴威をふるっており、そのさらに上には、神に近い守護天使「ゴッドハンド」と呼ばれる超越的存在がいる。ゴッドハンドたちはあまりにも強大すぎる力のため、現世に直接姿を現すことはなく、異次元の世界に身を置いている。

本作の主な舞台となるのは覇王ガイゼリックによって建国されて以来千年の歴史を持つミッドランド王国で、ストーリーの大部分はほぼミッドランド国内を舞台とする。「ミッドランド(中つ国)」の名が示すように内陸国であるらしく、海のシーンはほとんどない。東側にはチューダー帝国と接し、百年の長きにわたる戦争を繰り広げている。そのさらに東方、山脈を越えたあたりには、クシャーン帝国の広大な領土が広がっているらしい。クシャーン帝国はインドの風俗と共通した文化を持つことから、ムガル帝国がモデルとして想定されている。

技術的には、大砲は既に開発されているものの、携帯用の銃器類はまだ一部にしか存在しないという段階で、戦闘は剣・槍・弓矢などが主要武器となっている。

ファンタジーの常套手段である魔法に関しては、少なくとも「断罪篇」まではまったくと言ってよいほど出てこないが、「千年帝国の鷹篇」以降、魔女と呼ばれる者が登場して、様々な魔法を駆使する。ただ、他のファンタジー作品に見られるような、炎や雷撃を飛ばすなどといった形ではなく、幽界に干渉して精霊などを使役し、間接的に現世に影響を与える、という呪術的なものが中心である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
[PR]
by dcb0322 | 2005-09-25 15:28
<< ファンタジー 三浦 建太郎(みうら けんたろう) >>
トップ