財布(さいふ)は、紙幣や硬貨を保管するための袋。
布や皮、ポリ塩化ビニル、紙が素材として使われることが多い。また、クレジットカードや運転免許証、定期券、名刺を入れることができるようになっているものが多い。
欧米では17世紀に紙幣が登場するのと時を合わせて登場した。それ以前は紐付きの小さな袋が硬貨をいれて財布として使われていた。これらの初期の財布は牛皮や馬皮をなめしたものが使われていた。
現在広く使われている、複数のカード用のポケットつきの二つ折りの財布は、1951年にクレジットカードが発明されて以後広まり、1950年代初期にほぼ現在のものと変わらないデザインのものが完成した。1970年代にマジックテープを使用した財布が広まったことを除けば20世紀中、財布のデザインは変化しなかった。ビジネス用のシンプルなデザインから、アニメなどのキャラクターが印刷されたもの、また変わりものとしては、透明なプラスチック製で中身が見えるものなどもある。
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